住宅ローン控除額の上限
住宅ローン控除額は、年末における住宅ローン残高に控除割合を掛けた金額となります。
控除割合等は入居年次によって違ってきます。
遅く入居する方が控除額が少なくなりますが、平成20年以降は廃止される予定です。
その意味では、できるだけ早く購入するのが得策ですが、購入するだけではなく、入居することが肝心です。
新築のマンションであれば、今年契約しても入居できるのは来年というケースが大半ですし、超大規模マンションだと再来年になることもあります。
その場合、控除額が10年間で最高360万円ではなく、最高200万円に減ってしまいます。
年末に完成する物件であれば、できるだけ早く入居して、住宅ローン契約を済ませる必要があります。
せっかく入居しても住宅ローン契約が済まないと、1年目は住宅ローンがなかったと判定され、控除適用期間が9年に短縮されてしまいます。
たとえ9年に短縮されたとしても、1年でも入居年次が早い方が控除の総額が多くなる可能性もあります。適用期間が1年短くなっても、控除額が大きい年次の方がいいのか、控除額が小さくなっても10年間適用を受けたほうが得策なのか、事前に試算しておくべきです。
また、誰もが最大控除額になるわけではない点にも注意が必要です。
あくまでも所得税の控除ですから、実際に支払っている所得税の以上には返ってきません。
住宅ローン残高が3,000万円以上あっても、所得税支払額が20万円であれば、控除額は住宅ローン残高の1%の30万円ではなく、20万円になります。
■入居年次による住宅ローン控除額
□平成17年
・対象になる残高 4,000万円
・控除割合 1~8年目 1% 9~10年目 0.5%
・最大控除額 360万円
□平成18年
・対象になる残高 3,000万円
・控除割合 1~8年目 1% 9~10年目 0.5%
・最大控除額 255万円
□平成19年
・対象になる残高 2,500万円
・控除割合 1~8年目 1% 9~10年目 0.5%
・最大控除額 200万円
□平成20年
・対象になる残高 2,000万円
・控除割合 1~8年目 1% 9~10年目 0.5%
・最大控除額 160万円